不動産価格相場が変動するって知っていますか?

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不動産は、似たような条件であっても一つとして同じものはありません。
また、見る人によってその建物の価値が変わってきます。それは不動産のプロである不動産会社も同じです。物件の見るポイントが変われば、その価格も変動します。
駅から近い、窓が南側、一見好条件ですが、土地の形が複雑だったりすることでマイナスとする不動産会社もあるでしょう。
しかし、その地域の再開発が加速化しているという情報を掴んでいる不動産会社であれば、その土地の将来性を考えて、土地の形を気にせずに好評価のまま査定するかもしれません。
このように、様々な理由で価格が変動する不動産ですが、もっと大きな視点から相場の変動について考えてみましょう。

相場変動の理由とは?

不動産の相場が変動する理由は様々あります。ここでは不動産の上がる原因、下がる原因と、不動産全体の変動する原因の3つに分けて考えてみましょう。

相場が上がる

相場変動の中で、価格が上がる理由を2点ピックアップしてご紹介いたします。

インフラの整備

売却したい土地の近くで、近々新しい駅が出来る、新しい高速道路ができる、そんな予定があればその予定をしっかりと把握しておきましょう。
土地を購入する際に気にするのはまずインフラ周りです。最寄り駅の距離、さらにはその駅がどれだけ都心へのアクセスが良いのかは、多くの人が気にすることです。
そのインフラ周りが整う予定があれば、その土地の価格が大きく上昇することが見込まれます。
また、アウトレットモールなどの大型施設ができる予定も抑えておきましょう。大型施設が出来ることによって人の流入が増え、その土地の価値が上る可能性があります。

イベント開催地

大きな所で言えばオリンピック・パラリンピックがこれにあたります。
イベントを開催するということは人を多く招集します。そのためにホテルを新たに作ったり、今ある施設をホテルに作り変えたりと、多くの不動産が動きます。
需要があるということは、価値が上がり、価格が変動するというわけです。

相場が下る

価格が上がればもちろん下がることもあります。下がる原因として考えられる2点をご紹介します。

災害

ここまで不動産の相場が高く変動することをご紹介していましたが、災害でも土地の価格は変動します。
元々災害時に危険となる可能性がある地区に関しては、特別警戒地区として指定されています。とくに危ない所に関してはレッドゾーンとして色分けされ、警戒区域であるイエローゾーンと共に、ハザードマップに記載されているケースが多くあります。
そして元々、このような地区に関しては、地価に特別警戒如地区として価格に反映されており、少し安めに設定されています。
それでも直近で災害があれば、その価格は下がる傾向にあるでしょう。暴落とまでは行かなくても、やはり相場は変動してきます。

人口の減少

需要があれば土地の価格は上がりますが、その逆も然りです。
人口が減少傾向にある土地は、その価格は下がっていきます。暴落するような事はなくても、ゆるやかにその価格相場は下がっていくでしょう。

不動産売買全体の相場変動

マーケット全体で考えた時にも、不動産の価格相場は変わってきます。マーケットが賑わえば価格は上がりますが、興味がなくなってしまえば価格は下る一方です。ここではマーケット全体で考えた時の相場変動について2点ご紹介いたします。

政治

消費税の増税や大きな政治の改革などがあった場合、不動産売買が大きく動くことがあります。
とくに不動産は大きな買い物です。購入時の税金も高額となります。そのため、直近では消費税の増税前に不動産売買の市場が大きく動きました。
また、政治が変われば人々のお金の使い方もかわります。不動産投資を考える人が増えれば、その分不動産自体の市場が活性化し、価格にも大きく影響を及ぼします。
とくに年金などの不安を抱えている人が、賃貸として人に貸すことで毎月の安定した収入を得る為に不動産投資に興味を示しています。

需要と供給

大きな流れとして、東京では現在、一軒家や新築マンションに比べると中古マンションの需要が高くなっています。
イベント開催地での土地の価格変動についてでもご説明したように、東京ではオリンピック・パラリンピック開催を前に、人を多く集めるための施設作りに余念がありません。
そんな中、多くの建設会社が人手不足になり作業が進まない上、一度に多くの資材が必要となりましたので、資材の価格が高騰しています。
そのため、現在の新築マンションは、場所にもよりますが価格が高騰しています。
そこで注目を浴びているのが中古マンションで、少しずつ需要が高まっています。

おわりに

不動産の相場は、このように様々な理由で変わってきます。
さらに不動産それぞれの特徴が入ってきますので、相場といえど、物件や土地によって大きく変わることは考えられます。
相場が上がるのを待っていては、物件自体の築年数がたってしまいます。売りに出したのに、査定してもらったら思ったよりも低かった、ということも考えられますので相場に振り回されず、しっかりと売却計画を立てましょう。